前回は白髪について世の中ではどんな意識を持っているのか?というのを
データをもとにお話をさせて頂きました。そして今回は、
白髪の対処法
をお伝えしていきたいと思います!
グレーヘアーといったスタイルが確立されつつあり、
白髪に対するネガティブなイメージが払拭され始めていることを前回お話しましたね。
しかし、まだグレーヘアーを楽しむ気はないという方もいらっしゃると思うので、
どう対処するといいのか3つのポイントを紹介していきます。
①白髪染めをする
⇒通常のカラー剤とは使用する薬剤が違うため、
白髪は白髪染め専用のカラー剤でなければ染まりません。
ファッションカラーは13トーンくらいまでは明るくすることが出来ます。
13トーン以上はブリーチをして明るくします。
一方、白髪染めの染料は染料が濃くて全体を8トーン以上に明るくすることはできません。
なので、白髪染めをする場合にはダークブラウン以上の選択肢はなくなります。
カラーのバリエーションが少なくなってしまうので、少し物足りないと思ってしまうかもしれません。
ですが、年齢とともに暗めのカラーを希望される方が多いので、
白髪が気になる年齢になったときには暗めの色でも問題ないかもしれません。
しかし白髪を染めると明るくできないというのは事実懸念されるかと思います。
また、白髪染めは薬剤を地肌にべったりと塗布するので地肌への刺激が強いです。
②ファッションカラーで明るめにする
⇒①でお伝えした通り白髪染めでは明るくできない為、
もしも明るくしたい方には白髪染めを行わずファッションカラーを行う②をお勧めします。
ファッションカラーでどの程度目立たなくなるのかは白髪の量にもよって変わっては来ますが、
明るくすることで白髪は目立ちにくくなります。
白髪と黒髪は色の相関的に対局である為、
明るくすれば明るくするほど白髪は目立ちにくくなっていきます。
なので、黒髪だと白髪は目立ちやすくなります。
白髪が多い方は思い切って13トーンくらいまで明るくしてもいいですし、
少ない方は9トーンくらいの中明度という明るさでも十分カバーできます。
②の方法は意外に思われる方が多いかと思いますが、
白髪染めをせずにファッションカラーで白髪を隠すという選択肢もありますよ。
しかし仕事柄明るくすることが出来ない方は
白髪を目立たなくさせることが難しく白髪染めをするしか方法はなくなってしまいます。
先ほど白髪染めは頭皮への刺激が強いとお伝えしましたが、
ファッションカラーの場合は地肌に付けずに塗布するので白髪染めよりも
地肌への負担が少ないです。
ハイトーンの場合は髪の毛へのダメージは大きくなっていってしまいますが、
トリートメントをしたり傷んだところをカットするなどして対処できます。
しかし地肌へのダメージはどんどん蓄積されカラーが出来ない地肌となり、
地肌への負担と髪の毛の負担を比較して考えた時に地肌への後遺症が残ってしまいます。
頭皮環境の観点で言いますと、
長い目で見た時に地肌への影響を考えるとなるべく白髪染めは控えた方がいいです。
③セルフカラーはなるべく避ける
⇒理由は2つあります。1つ目は、セルフカラーは色むらが出来てしまう。
セルフカラーで染めて色むらが出来てしまってそのあと美容院に行ったとしても
均一に染まりづらくなってしまいます。
2つ目は、刺激が強い。
セルフカラーの染料はとにかく刺激が強く、
健康毛の人でも髪の毛の色が明るくなりにくい人でも染まるように設計されているので、
大多数の人に対して必要以上の刺激を与えてしまいます。
その為、地肌も髪の毛も傷んでしまうこととなります。
手軽に染められるという利便性はあるかと思いますが、
仕上がりだったりダメージを考えるとお勧めはあまりできません。
‘美容院に行く時間がなくどうしても染めなければならない‘といった時もあるかと思います。
そういった際には、
スティックタイプやファンデーションタイプの白髪隠しで一時的に対処することをお勧めします。
まとめ
①白髪染めは、しっかりと染まりますがカラーのバリエーションが少なかったり
地肌環境を考慮したときにダメージが大きいです。
②ファッションカラーについては、明るくすることによって白髪を目立ちにくくする方法も
ありますよ!ということを今日はお話させて頂きました。